帝釈峡・神龍湖自然遊歩道を行く(上帝釈から素麺滝までと迂回コース)
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賽の河原から続く岩壁

左奥が賽の河原

橋を渡って右に駐車場があります

■帝釈峡は日本5大名峡の一つです。この地方に発達しているカルスト台地が帝釈川によって侵食されてできたもので、東城町、神石町、油木町を南北に約20kmまたがる大峡谷です。
■上帝釈では世界3大天然橋の一つである雄橋(国天然記念物)や白雲洞(鍾乳洞)、断魚峡(急流)、岩柱、滝などの奇勝奇岩を見ることができます。
■永明寺は帝釈天を本尊としてまつってあり、帝釈峡の名の起こりはここにあるようです。また、現在は石雲山を背景に本院しかありませんが昔は子院七坊を有していたということです。
■永明寺は現在立ち入り禁止となっているので外から観るだけです。

自然遊歩道、春は新緑、秋は紅葉が美しい。
木漏れ日の中を歩く気分は最高です。

■上帝釈無料駐車場のすぐ隣に永明寺と賽の河原があります。
ここから、神龍湖トレイルセンターまで約7kmの自然遊歩道が整備されています。
■雄橋までの約2kmは舗装された平坦な道が続きます。途中に寄倉岩陰遺跡、雲洞、鬼の唐門などがあります。
■雄橋から断魚峡、養殖場までは少しだけ上り下りがありますが、老若男女、誰でも快適に歩けるコースです。
■養魚場から素麺滝までは約400mの山道です。舗装はされていませんが平坦な道です。この先は、がけ崩れのため通行止めになっています。(上帝釈から素麺滝まで約2700m)
■神龍湖に向かうには養魚場まで引き返して迂回路を通ります。急な坂道を約10分登ると自然豊かな草原が続きます。その後、急な坂道を下ると神龍湖柏岩橋付近に着きます。迂回路約2500m
白雲洞は帝釈峡の鍾乳洞を代表する洞窟です。入口は狭いですが、内部はわりと広く、高いところで20m幅が5mあります。見学範囲は奥行き約200mで板張りの床になっています。見学範囲の一番奥には風穴があり、どこからか冷たい風が吹いてきます。

鬼の唐門

鬼の唐門下の新緑

鬼の供養塔

■鬼の供養塔は10数mの柱で帝釈天に命じられて雄橋・雌橋を造った陰陽2鬼神の供養塔といわれている
鬼の唐門は小規模な天然橋です。すぐそばに白雲洞があることから古い鍾乳洞が崩落して出来た橋だと考えられています。
雄橋は国の天然記念物で世界3大橋の一つです。渓水の争奪作用によって作られたもので、長さ90m幅19m、高さ40mの日本1の天然橋です。

断魚渓は帝釈川唯一の急流です。激流が渦を巻いており魚がこれ以上上ることができません。たぶん。下流部に数個のポットホールがあります。サンゴやウミユリなどの化石が発見され、帝釈台地でもっとも古い地層です。

養魚場付近、迂回路の上り坂は橋を渡った所にあります。

迂回路の坂道を登りきると休憩所があります。(帝釈側、神龍湖側とも)帝釈側の休憩所にはトイレがあります。
2004年5月6日迂回路で見つけた野草、左から:ギンリョウソウ:ヒレアザミ:ユキザサ:ジュウニヒトエ)

カメラPENTAX *istD  レンズsmcPENTAX FA*24mmF2・A macro100mmF4

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